眼科の専門用語って?
眼科で使われる専門用語が特殊で、
一般病院から転職してきた看護師さんも苦労されてるようです。
そこで、眼科で使用されてる用語が紹介されているサイトを
ご紹介したいと思います。
「多摩眼科クリニック」さんのサイトには
スタッフ向けに専門用語のページがあります。
「英語、日本語、読み方」順に記載しているので、
現場ですぐに使えそうです。(※発音は辞書通りではないとのことです)
(例)
・silver wire artery 銀線動脈 シルバーワイアーアーテリー
・small pupil 小瞳孔 スモールピュピル
・soft exudate 軟性白斑 ソフトエクスデート
「みなと眼科クリニック」のサイトでは、
スタッフ教育や研修でテーマとなった用語や、
患者から質問の多い眼科で使われる用語が検索できます。
キーワードから検索もできるのがとても便利です。
「医療法人社団 医新会」のサイトには、
眼科専門用語辞書のダウンロードページがあります。
登録辞書の変換例は下記のとおりです。
・えんしせいふどうし → 1.遠視性不同視 2.hypermetropic anisometropia
・ぼうちゅうしんあんてん → 1.傍中心暗点 2.paracentral scotoma
・gpc → 1.GPC 2.giant papillary conjunctivitis 3.巨大乳頭結膜炎
・にちがん → 1.日眼 2.日本眼科学会 3.Japanease Ophthalmological Soceity
対応するバージョンが古いのが気になりますが。
(windowsXP・MacOS9等)
http://www.ocular.net/dic.html
眼科専門用語全てを知らないといけない訳ではありません。
知ったかぶりが一番恥ずかしいですからね。
知らなければ、聞く事も大事です。
また、現場では略語で会話する事もあるかと思います。
臨機応変に対応できるコミュニケーション能力が
必要なのかもしれませんね。
認定視能訓練士の取得方法って?
視能訓練士の就職や転職サポートを生業としていると、
求人施設が、どのような人材が欲しいのか有る程度分かってきます。
最近では、認定視能訓練士の需要も高まってきている様に感じます。
そもそも、視能訓練士という職種の歴史はそれほど古くなく、
昭和46年に制定された「視能訓練士法」という法律に基づいた国家資格となります。
視能訓練士の主な仕事内容は、医師の指示のもと、視能検査を行う事です。
また、斜視や弱視などの訓練や治療なども行います。
ひとくちに「視能検査」と言っても、その検査内容は多岐に渡ります。
視力・視野・屈折・調節・色覚・光覚・眼圧・眼位・眼球運動・瞳孔・涙液・涙道などの検査の他、超音波、電気生理学、写真の撮影検査などがあります。
まさに国家資格を取得した専門職といった感じですね。
そして「認定視能訓練士」ですが、
一言でいえば視能訓練士のエキスパートです。
認定されるには、いくつかの条件があります。
1)免許取得後5年以上かつ1300日以上の臨床経験があること。
※常勤でない場合は日数計算とする。
2)基礎教育プログラム履修申請日より起算して780日以上の臨床経験があること。
3)認定申請時に勤務していること。
※勤務先の勤務証明書の提出を必要とする。なお、勤務証明書は勤務年数に含まれる勤務先のすべてについて必要とする。※日本視能訓練士協会WEBハンドブック参照
以前は、
「認定視能訓練士を取得しても、給与や待遇に代わりが無いから意味が無い」
などの声も聞かれましたが、
最近では、認定視能訓練士を取得していると優遇する施設も増えてきています。
ともあれ、認定視能訓練士の取得を考えている視能訓練士さんが、転職を希望する場合は、勤務しながら取得をサポートしてくれる求人施設を探す事がポイントになってきますね。