視能訓練士(ORT)の進路変更?
厚生労働省によると、
医療・福祉分野の国家資格取得に関して、「共通の基礎課程」の検討を始めた模様。
対象は、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、言語聴覚士、介護福祉士、保育士などを想定しているそうです。
どういう事かというと、
例えば視能訓練士の国家資格を持った人が、看護師になろうとすると、
養成課程を原則1年次から学び直さなければなりません。
それが、今回の案件が実現すれば、通常は2〜4年間かかる看護師の養成課程に、
2年次から編入でき、1年早く国家資格が受験できるようになります。
つまり、取得期間が短くなることで、視能訓練士以外の医療・介護資格が取りやすくなると言う事です。
すでに国家資格を持っている人は、共通の基礎課程を修了とみなす事も検討しているそうです。
これが実現すれば、視能訓練士で看護師なんて事も普通になるかも??
医療・福祉に共通課程 進路変更後押し 厚労省検討