視能訓練士(ORT)の求人が多いのは?
視能訓練士の求人情報が多いサイトはどこでしょう。
「視能訓練士 求人」で検索した時に上位にあるサイトが必ずしも求人件数が多いとは限りません。医療系求人サイトでは、リクルート、マイナビ、トラバーユなどの大手サイトよりも、職種に特化した専門サイトの方が、求人件数が多い傾向にあります。
そんなサイトをいくつかピックアップしてみます。
「ワークスブリッジ」は医療・介護系職種を取り扱ってる求人サイトです。
中でもコメディカル関連の職種に強いように思います。ちなみに視能訓練士の求人情報は400件でした。(※2016年7月12日現在)
求人サイトの中には、詳細な内容をみる為には、登録が必要なサイトも多い中、ワークスブリッジは、登録なしで詳細が表示されて、気軽に問い合わせが出来る点はうれしいです。登録をすれば、希望に合った求人を探してもらえる無料の就職・転職サポートが受けられるなど、メリットもあります。
また、純粋に視能訓練士の求人情報だけを調べたいのなら、「インディード」が便利でしょう。
全国のハローワークにある視能訓練士求人を含め、マイナビやとらばーゆ、タウンワークなど求人情報などが、一度に検索できて便利です。
認定視能訓練士の申請には勤務証明書が必要?
認定視能訓練士の認定申請や更新申請には、
勤務先に記載してもらった「勤務証明書」が必要になります。
気をつけたいのは、勤務証明書は自分で記載してはいけないという事です。
勤務証明は、臨床経験を証明するためのものなので、
臨床に携わっていると判断できる事業所名と
その代表者名を記載する事になっています。
勤務証明書の用紙は下記の生涯教育手続集から
ダウンロードできます。
かなりボリュームのあるPDFファイルです。(※全58ページ)
その中で勤務証明書の部分は以下の通りです。
「勤務証明書(申請)」は22ページ
「勤務証明書(更新)」は23ページ
https://secure.jaco.or.jp/kyouiku/doc/process.pdf?upd201606
更新にも勤務証明書が必要なので、気をつけたいですね。
視能訓練士の求人検索 って?
視能訓練士の求人を探す時、皆さんはどうしてますか?
まずは、パソコンやスマートフォンを利用して探すと思います。
そして、GoogleやYahooの検索窓からキーワードを入力して検索するはずです。
スマートフォンの場合なら、求人アプリを利用する事もあるでしょう。
ここ数年、求人サイトにおいては、
パソコンよりもスマートフォンから検索する人が多くなってきています。
スマホなら、日中のすきま時間に手軽に検索できますからね。
最近では、パソコンを持たずにスマホやタブレットで十分だという人も増えてきています。確かにスマホは便利ですからね。
私自身も家でパソコンを開かない日もあるほどです。
さて、求人を検索するキーワードですが、とりあえず
「視能訓練士 求人」
と検索していませんか?
確かに検索結果には、たくさんの視能訓練士の求人がでてはきますが、
多数のサイトに埋もれてしまい、なかなか思ったような結果が得られないかも知れません。
そんな時は、
「視能訓練士 求人 埼玉」
といったように、働きたいエリア(都道府県や市区郡)などを追加してみると良いでしょう。
追加するワードは、市区町村レベルでも良いのですが、
あまり詳細な地域を追加すると、検索結果数が減ってしまい、思ったような結果が得られない可能性があります。
また、「職種+求人+エリア」よりも結果を絞り込みたい場合は、
「職種+求人+エリア+雇用形態(常勤・アルバイト等)」または
「職種+求人+エリア+施設形態(一般病院・クリニック等)」などで
検索してみても良いでしょう。ピンポイントで希望の求人が見つかるかもしれません。
また、昨今の求人サイトの動向ですが、
ウェブ上のあらゆる求人情報を、クローラーと言われるプログラムによって自動収集している「求人まとめサイト」のような存在が注目されております。
「Indeed」「キャリアジェット」「スタンバイ」「求人ボックス」「Simply Hired」等がそれに当たります。
「職種+求人+エリア」で検索すると、
Indeedが、かなりの確率で上位表示されます。
Indeedは元は米国の企業でしたが、リクルートホールディング傘下に入ってからというもの、テレビCM等の効果もあり認知度が上昇しました。
このようなサイトに共通して言える事ですが、
デザインが非常に似通っています。
トップページは非常にシンプルで、極端に言えば
職種とエリアを入力する検索窓しかありません。
初めから「職種+エリア」の絞り込み検索前提なんですね。優秀です!
「求人検索界のgoogle」とでも言えるような、これらのサイトの出現で、
「仕事探し」が大きく変化するかもしれませんね。
視能訓練士のイベントって?
視能訓練士協会では、定期的に各種イベントや勉強会が行われています。
ほとんどは会員限定のものとなります。
今からでも間に合いそうなものをピックアップしてみました。
2016年度新人教育プログラム講義日程、基礎教育プログラムI、III開催のお知らせ
≪新人教育プログラム講義日程≫
開 催 日
会 場
定 員
東日本
7月17日(日)・18日(月・祝)
締切済
西日本
9月18日(日)・19日(月・祝)
120名
≪基礎教育プログラムI≫
開 催 日
会 場
定 員
東日本
7月16日(土)~18日(月・祝)
締切済
西日本
9月17日(土)~19日(月・祝)
200名
≪基礎教育プログラム III≫
項目
開 催 日
会 場
定 員
東日本
視能障害
11月19日(土)
東京都港区芝公園3-5-8
50名
視能矯正
11月20日(日)
50名
西日本
視能矯正
2017年2月18日(土)
CIVI研修センター新大阪東
50名
視能障害
2017年2月 19日(日)
50名
上記のプログラムは東日本では締切済みのようですが、
西日本開催のものは、まだ空きがありそうです。
いずれにしても、定員になり次第締め切りとの事なので、
興味がありましたら、お早めに!
第12回北海道視能研究会のお知らせ
第12回北海道視能研究会
開催日 : 2016年7月9日(土)
開催時間 : 14:00~21:00
開催地 : 旭川市民文化会館 中会議室(北海道旭川市7条通9丁目50)
詳細は会員専用サイトへ
https://secure.jaco.or.jp/
第12回北海道視能研究会のお知らせ
第14回三河視能訓練士勉強会
開催日 : 2016年8月6日(土)
開催時間 : 17:00~20:00
開催地 : 刈谷豊田総合病院 診療棟5階 第一会議室詳細は会員専用サイトへ
https://secure.jaco.or.jp/
上記2つの研究会の詳細情報は、会員専門サイトにアクセスが必要です。
これからも、新着情報があればお届けしていきたいと思います!
男性の視能訓練士って?
視能訓練士の多くは女性です。
その割合は90%以上と言われています。
ですが、日本視能訓練士協会の2015年視能訓練士実態調査報告書によると、
男性298人(13.2%)女性1966人(86.8%)となっており、
男性の割合は1995年から5年ごとに2~3%増加しています。
年齢構成比は、30台が40.2%と最も高く、次いで40代25.3%、
20代20.5でした。やはり働き盛りの30台~40代が多いようですね。
また、視能訓練士の資格を持っている人の中で、
他の資格を持っている人の割合は21%という事です。
下記のグラフは、「視能訓練士以外の資格を持所持している」と答えた476名の全579回答での比率を示しています。
教員資格を持っている人が多いんですね。少し意外でした。
この実態調査報告書の項目には、他にも
「勤務体制」
「勤務状況」
「視能訓練士の養成」
「卒後教育」
「将来展望」
など、様々な調査データがあります。
視能訓練士の皆様には、どれも興味深い内容となっています。
ぜひチェックしてみて下さい!
「視能訓練士実態調査報告書」
視能訓練士(ORT)の進路変更?
厚生労働省によると、
医療・福祉分野の国家資格取得に関して、「共通の基礎課程」の検討を始めた模様。
対象は、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、言語聴覚士、介護福祉士、保育士などを想定しているそうです。
どういう事かというと、
例えば視能訓練士の国家資格を持った人が、看護師になろうとすると、
養成課程を原則1年次から学び直さなければなりません。
それが、今回の案件が実現すれば、通常は2〜4年間かかる看護師の養成課程に、
2年次から編入でき、1年早く国家資格が受験できるようになります。
つまり、取得期間が短くなることで、視能訓練士以外の医療・介護資格が取りやすくなると言う事です。
すでに国家資格を持っている人は、共通の基礎課程を修了とみなす事も検討しているそうです。
これが実現すれば、視能訓練士で看護師なんて事も普通になるかも??
医療・福祉に共通課程 進路変更後押し 厚労省検討
視能訓練士の本音って?平均年収は?
お仕事や資格における本音が聞けるhonne.bizというサイトがあります。
このサイトでは、様々な職種の本音が投稿されています。
もちろん視能訓練士の本音もあります。
視能訓練士の年収や仕事の実態などが丸分かりで、
とても興味深い内容となっています。
視能訓練士の平均年収と年収分布などのコンテンツもあります。
それによると、平均年収は「400万円以上500万円未満」となっています。
また、年収分布をみると最も多いのが「500万円以上600万円未満」となります。
「みんなの平均満足度」といったレーダーチャートがあり、
視能訓練士の「給与」「やりがい」「労働時間の短さ」「将来性」「安定性」などが一目瞭然です。
投稿する項目には、
「この職業・職種のここが良い」
「この職業・職種のここが悪い」
と言ったように、良い所や悪い所もしっかり記載してあります。
視能訓練士さんは一度のぞいてみてはいかが?